この記事を読むと慣例を重んじる人と変化させたい人とのギャップの経験談と、衝突を回避するためのアイディアを知ることができます。
町内会・自治会サポートセンター所長の水上裕太です。
区民体育大会の準備について前会長と意見の食い違いがあり、非常に残念な気持ちになったので、ここに吐き出して気持ちを切り替えようと思います。
私の地区では毎年5月に自治会主催の区民体育大会が開かれるのですが、4年間コロナの影響で開催できておらず、運営経験者が数名の状態で企画会議が行われ、各々準備をすることになっていました。
私は、中学校に吹奏楽の演奏をお願いする担当だったので、中学校に連絡したところ、
「土日の部活は禁止になっており、修学旅行も近い時期なので協力できません。」との返答を頂き、別の手段を考えなければならなくなり、現会長に相談したところ別団体に声掛けしてみようか、ということになったので、他団体の吹奏楽に連絡を取ったところ、消防音楽隊とスケジュールが合いお願いすることに。
代案が見つかり一安心。ε-(´∀`*)ホッ
役割を終え数日が過ぎたある日、
会長からLINEにて
「区民体育大会、学校で音楽かけるから、消防音楽隊は断ってください。」
と連絡が、、、「はぁっ?」(なにいってんの?吹奏楽生演奏必要なんでしょ?)
理由がわからなかったのでLINEにて
「生演奏合った方が盛り上がると思うのですが、なんで音楽に切り替えるのですか?」
と質問したところ、
「前会長がやめればいいとのことです。」
との返答。「はぁっ?」現会長が自分で考えていないことが明白だったため
前会長に即電話!!
「せっかく頼んだ音楽隊なんで止めなあかんのですか?」と優しいトーンで質問したら
「例年、中学校からお願いされていたから吹奏楽してもらっていたから他にお願いしなくていいんですよ」と返答。
「いやいや、生演奏あったらより盛り上がるし、せっかく頼んだんだからやりましょうよ」
「でも、今年やったら来年もしなあかんくなるでしょ。音楽で十分ですよ」
「はあぁ??来年のことは来年考えればいいでしょ!音楽隊に頼んでも予算余計にかかるわけじゃないんだから、楽しめることの方が重要でしょ!」と強めのトーンで言ったら
「なら会議して役員全員の賛成とってから頼まなあかんでしょ!勝手に決めたらあかんて」と正論ハラスメントをされたので
「なら最初に中学校から頼まれてしてたこと伝えろや!吹奏楽必要やっていうから探してお願いしたんやぞ!そんなに慣例が大事なんか! もうわかったわ!!音楽隊断るで!!」(もう勝手にしろや!!)
と、かなり頭に来たので相当強めのトーンで言ってしまいました。
【所長のコメント】
楽しみたいと思い行動した結果が慣例と違うからダメと言われたらボランティアとして好意で協力してる身としては「やる気0」になってしまい自治会にヘイトが向くのもよくわかるなぁと実感した次第であります。
認識のずれや目的の違いは、関係性を悪化させる失敗事例になったのではと思います。
これを回避するには
①イレギュラー時の対応方法を事前に決めて共有する(会長に連絡して会議を開く)
②慣例を書面化して経験0の人でも認識レベルが同じになるようにしておく。
③すぐに情報共有できるツールLINE等で全役員とつながっておく。
などが必要と思います。
嫌な経験はしっかり振り返れば最強の学びになるのでこれを糧により良い地域コミュニティーを目指してがんばります。
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