この記事を読むと味方0の時にするべきファーストステップを知ることが出来ます。
町内会・自治会サポートセンター所長の水上裕太です。
私が行った自治会改善活動の具体例を複数回に分けて紹介したいと思います。
1.すべては知ることから始まる
自治会長になって最初に行った改革は、規約の図解化と口約束の書面化でした。
私の地区の自治会は1年毎に役員が変わるスタイルで活動していたため、情報の引継ぎが上手く出来ておらず、長く住んでいる人は知っているが新しい人は知らない事があまりにも多かったため自治会活動に対する認識レベルを揃える事から始めました。
行動のステップは次の通りです。
①既存の資料をすべてデータ化
②口約束等の書面化されていない決まり事を規約に追記
③規約の中で実施されていない項目の削除
④ビフォーアフターが分かるよう新旧の資料を並べる
⑤規約などの分かりにくい文書を図解化
⑥現役員と古参の方で集まり書類の確認
⑦内容精査ディスカッションをして完成版を作成
⑧総会にて完成版の承認を得る
⑨全戸配布にて地区住民に周知する。
⑩作成した資料一式を新入居者への説明資料として準備しておく。
⑪次の役員に引き継ぐための資料を作る
私達人間は知らないことを行うことは出来ない。
だからこそまずは、知ってもらうことから始めましょう!
【所長のコメント】
自分の番が終わればおしまいと思って1年我慢して活動いる人がほとんどのようですが、その土地に住み快適な人生を送りたいと思うのであれば、人に任せず自分たちの手で良くしていく努力をしなければ、何も変わらない。自分の子供や孫が苦しむ原因を残したまま安心してこの世をされますか?
苦しみを経験した私達がすべきことは、何もせず負の遺産を残すことではなく、次につながる財産を残すことではないでしょうか。
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